町営斎場建替新候補地
1月30日(火) 民生教育常任委員会が開催され、町営斎場建設候補地についての見解が示されました。
梅川地区で事業を進めるにあたり、民有地を含め複数の土地について検討を行ったところ、梅川町556番地1外の土地が最も適当な候補地と考え、事業を進めたい、とのことでした。
当該地は敷地が広く ( 約 17,000m2 ) 建築するための面積が確保でき、主要な幹線道路沿いで付近及び沿線に住居がなく、工期についても現計画地と比較したところ火葬中に工事を中断する事がないなど工期の短縮が見込め、さらに土地所有者にも候補地として選定することに承諾を頂いたことから、早期に事業を進める事が可能とのことです。
今後の予定
- 地域 ( 梅川町第2区会 ) に対し事業の説明及び町民に周知。
- 各種調査に向けての準備
- 用地取得に向けた準備
用地交渉が早期にまとまり各種調査などがクリアできた場合、順調に工事が進めば、令和10年度 ( 2028年度 )の供用開始となる予定です。
これまでの経緯 ( 概要 )
年度 | 内 容 |
平成28年度 | ・町営斎場建替基本計画を策定 |
平成29年度 | ・町営斎場建替基本・実施計画を策定 |
平成30年度 | ・町営斎場建替事業敷地造成工事及び井戸設置工事の施工 ・町営斎場建替工事建設工事及び火葬炉設備工事の着手 令和元年度末竣工、令和2年度新斎場供用開始予定。 |
令和元年度 | ・町営斎場建替事業建設工事の施工中に地滑り発生 町営斎場建替事業建設工事及び火葬炉設備工事を中断。 ・地滑り対策のための調査・解析、応急対策工事の施工 |
令和2年度 | ・地滑り対策のための調査・解析( 前年より継続 ) 恒久対策工事の設計 |
令和3年度 | ・梅川霊園地滑り対策工事の施工 恒久対策工事の設計に基づき、火葬棟裏 ( 梅川霊園側 ) の地下水対策及び盛土工を中心とした工事。 ・町営斎場建替事業適地選定業務 現位置 ( 梅川町 ) での建替のほか、他の候補地での新築の可能性を検討することを目的に7カ所の候補地について評価した。 |
令和4年度 | ・町営斎場建替に係る説明会の開催 5月9日(月)、5月29日(日) ・町営斎場建替事業適地検討委員会の開催 町営斎場の建替にあたり、建設候補地の選定等検討するため、有識者や町民から広く意見を伺い、建設候補地を選定することを目的に、計5回開催。 |
令和5年度 | ・町営斎場建替事業地質調査業務 ・町営斎場建替事業地質調査業務に係る説明会 |
令和2年度供用開始予定だった新町営斎場ですが、これまで事業は難航し、当初予定は大きくずれ込んでいます。この間、町民も巻き込んだ議論が交わされ、関心も非常に高いし早期にとの要望もあります。
民意が得られる形で、一刻も早く事業が軌道に乗るようにと思っています。