一般質問についてと 「自治体DXについて」

議会

一般質問については、余市町議会ホームページに掲載されている議事録の内容をそのままここへ載せていこうと思います。

ただ、一般質問が終わってから議事録が正式に出来上がるまでは時間がかかります。
“公開しても良い” となるまでに何ヶ月もかかるので、そこはご了承ください。

3ヶ月に1度、各家庭に配布される「議会だより」の中には、各議員の一般質問も掲載されています。
しかしこれは要旨を伝えるもので、実際、本会議場でやり取りする中身はもう少し踏み込んだ部分もあるのですが、“ 議会だより” だけではなかなか伝えられません。

余市町議会は一般質問の内容を、町理事者側と議員側との間ですり合わせはしないので ( 一語一句すり合わせをしている自治体もあります。)、答弁をその場で聞いて、質疑を展開していかなければなりません。

これは、何年経ってもなかなか難しい。
こういう答弁が来るのではないか? と予想を立てるのですが、全く違う時もあるし、その場で、瞬時に再質問を組み立て、展開していかなければなりません。

1人の一般質問の持ち時間は45分で、一問一答方式です。
この45分間、何度でも質疑することができます。

私の過去の質問を例にすると、「 放課後児童クラブの開設時間を延長して欲しい 」との旨、質問をして、答弁が「 やりたいのは山々だが、学校が5時までなので、その後の管理は難しい 」との答弁があったとします。
ここでその手法やそれをやることの効果、必要性、なんかを再質問として展開できなければ、45分の時間をたっぷりと残して「わかりました。終わります。」となってしまいます。

“ もう、しょうがないよね。理解したよ ” ということですね。
それではダメなのだと、私は思ってます。

「 放課後児童クラブを開設する場所は、学校でなくても良いですよね。」
「共働きの世帯が多いのに、5時では迎えに来ることが出来ない人もいるのです。」
「働きながら子育てする家庭をサポートすることは、まちにとっての大事な役割です。」
とか…。

一度ではやってもらえなくて、常任委員会でも特別委員会でも、何度も質問しました。
「またその質問か…」と思われても、なんと思われても、やってくれるまで質問する。
そういう感じでやってます。

ちなみに、今は1時間延びて、6時までの開設となってます。

見解が違うのに時間を残して終わる、なんてことがないようにと準備してます。

この他、議員の発言として委員会での発言もあるのですが、「議会だより」には載りません。
ボリュームがありすぎて、お便りとして各家庭へ配布するのは、実質無理と思います。


委員会の発言はホームページへ載せることも現状では難しく、公開出来るようになったものから、余市町図書館で誰でも見られるようにして公開しています。

余市町議会は「委員会中心主義」という形をとっていて、町民生活にとって大切なものは、全て委員会で質疑されます。
中でも常設されている常任委員会は、本会議場と違って時間の制約もなく、回数制限も付けていません。
じっくりと中身を精査できる体制となっていて、ここが余市町議会の特化すべきところかなと思います。
委員会が通ってこない政策は、本会議場へ議案を上げるのも難しいです。
ここが町民の皆さまに見えやすい形になると、もう少し興味も持ってもらえるかも…と思います。

前段が長くなりましたが、一般質問の「 自治体DXについて 」の議事録を下に入れておきます。