年が改まりました。
日頃より温かく見守ってくださる皆さまに、心より感謝申し上げます。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
新しい年の空気には、どこか背筋が伸びるような静けさがあります。
昨年一年、地域で交わした何気ない会話や、いただいたご相談、行事の場での出会い――
その一つひとつが、大切な学びであり、励みでした。
あらためて、支えてくださる皆さまに感謝いたします。
その思いに応えられるよう、今年も現場の感覚を大切にしながら、丁寧に、誠実に取り組んでまいります。
午年に寄せて――前へ進む力と、足元を確かめる心
2026年の干支は「午(うま)年」です。
馬と聞くと、力強く駆ける姿を思い浮かべる方も多いかもしれません。
けれど、午年の魅力は“速さ”だけではなく、しなやかさや持久力にもあるように感じられます。
馬は、ただ勢いよく走るだけではなく、道の状態を確かめながら歩幅を整え、
長い距離を進んでいきます。
走るときほど呼吸が大事で、急ぐときほど手綱さばきが大事になる――
そんなふうに、前へ進む力と落ち着きは、いつもセットなのだと思います。
物価高や人手不足など、暮らしの課題が重なりやすい今だからこそ、
今年は
「一歩でも前へ進めるように、しかし急ぎすぎず、確かな足取りで」
ということを心がけて行きたいと思います。
大切なのは、支援や施策が
“用意されている” だけでなく、
・必要な方の手元に、
・分かりやすい形で、
届くことです。
午年の歩みのように、焦らず、でも止まらず、着実に進めていきたいと考えています。
物価高への対策――
食料品や光熱費など、日々の支出が増え、家計のやりくりが一段と難しくなっているという声を多く伺います。
子育て世帯の方からは「成長とともに必要な出費が増える中で、物価高が重なると厳しい」という切実なお声もありますし、年金暮らしの方、働く世代の方、町内事業者の皆さまからも、同じように不安や負担の声が届いています。
国の物価高対策としては、すでに決定している支援もあります。
たとえば、子育て世帯に向けては、0歳から高校生年代までの子どもを対象に、
**子ども1人あたり2万円(1回限り)**を支給する「物価高対応子育て応援手当」が示されています。
(手続きの負担をできるだけ軽くし、対象の方に届くようにする考え方が取られています。)
今月末の臨時会に議案が提出される見込みです。
町からの具体的な案内や取り扱いが整い次第、対象となるご家庭が安心して受け取れるよう、状況を確認しながら、分かりやすくお伝えしていきます。
今月末の臨時会――物価高対策が柱となる見込みです。
今月末に予定されている臨時会で、国の「重点支援地方交付金」を活用した、町独自の物価高対策も議案として提案される見込みです。
現時点では、具体の事業内容はまだ公表されていません。
そのため、先回りして断定的にお伝えすることはできませんが、子育て世帯の方も、ほかの世帯の方も、そして事業者の皆さまも、国の支援であれ町の支援であれ、対策を待っている――
その切実さは、強く受け止めています。
また、交付金を活用した対策は、年度末の段階でいち早く動いた自治体もある中で、本町は少し遅れての議案化となります。
だからこそ、ただ急ぐだけでなく、
・暮らしの負担を本当に軽くできる内容になっているか。
・支援が必要な方へきちんと届く設計になっているか。
・分かりやすく、利用しやすい形になっているか。
こうした点を丁寧に確かめ、議会として責任ある議論を重ねてまいります。
内容が示され次第、できるだけ分かりやすく整理してお知らせいたします。
結びに――午年の歩みのように、あたたかく、着実に
午年は、力強さの年であると同時に、歩みを整えながら進む年でもある――
そう受け止めています。
暮らしの不安が広がる今こそ、声の大きさに左右されず、小さな困りごとも置き去りにしない姿勢を大切にしたいと思います。
寒さの厳しい季節が続きます。
どうかお身体を大切にお過ごしください。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。

