3月定例会が終わりましたので、その内容をまとめます。
開催日程
- 令和8年3月3日(火)〜3月18日(水)
議案の審議結果
いずれも原案の通り可決されました。
- 令和7年第4回定例会付託 議案第9号:余市町乳児等通園支援事業の設備及び運営に関する基準を定める条例案
- 令和7年第4回定例会付託 議案第10号:余市町手話言語条例案
- 議案第7号:令和7年度余市町一般会計補正予算(第11号)
- 議案第8号:令和7年度余市町水道事業会計補正予算(第5号)
- 議案第9号:令和7年度余市町下水道事業会計補正予算(第3号)
- 議案第14号:工事請負契約の締結について
- 議案第15号:工事請負契約の締結について
- 令和8年第1回定例会付託 議案第11号:余市町特定乳児等通園支援事業の運営に関する基準を定める条例案
- 令和8年第1回定例会付託 議案第1号:令和8年度余市町一般会計予算
- 議案第2号:令和8年度余市町介護保険特別会計予算
- 議案第3号:令和8年度余市町国民健康保険特別会計予算
- 議案第4号:令和8年度余市町後期高齢者医療特別会計予算
- 議案第5号:令和8年度余市町水道事業会計予算
- 議案第6号:令和8年度余市町下水道事業会計予算
- 議案第10号:余市町職員給与条例の一部を改正する条例案
- 議案第12号:余市町国民健康保険税条例の一部を改正する条例案
- 議案第13号:余市町街路灯設置補助金交付条例の一部を改正する条例案
- 議案第16号:余市町過疎地域持続的発展市町村計画の変更について
- 議案第17号:工事請負契約締結事項の変更について
- 議案第18号:余市町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて
- 議案第19号:余市町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて
- 議案第20号:余市町固定資産評価審査委員会委員の選任につき同意を求めることについて
- 議案第21号:余市町監査委員の選任につき同意を求めることについて
- 議案第22号:余市町教育委員会教育長の選任につき同意を求めることについて
【決議案・意見案・その他】
- 決議案第1号:広報広聴特別委員会に関する決議
- 意見案第1号:大規模な再生可能エネルギー発電事業の適正導入と、許認可手続において地域意見を反映することを求める要望意見書
- 懲罰動議:ジャストミートあたる議員に対する懲罰動議
- 申出:閉会中の継続審査調査申出について
行政報告
ふるさと納税寄附者情報の誤公開について
ふるさと納税寄附者情報の誤公開について行政報告いたします。
本件の概要としましては新聞報道等でご承知のとおり、株式会社ユニメディアが提供するポータルサイト「ふるさとプレミアム」を利用して本町にご寄附をいただいた方より、情報を非公開として寄附をしたにもかかわらず、その内容が公開されているとの連絡があり、これを受け状況を確認したところ、3月9日の時点で同様の事態が約1,500件発生していることが判明したものでございます。
原因は「ふるさとプレミアム」の管理システムのバグによるもので、本来「非公開」とされるべきデータが「公開」で処理されていたものであり、公開された内容は寄附者の氏名、都道府県名及び市町村名までの住所、寄附金額でございます。
これを受け、本町としては速やかに公開情報の削除作業を開始し、ユニメディア社に対しては詳細な原因の究明及び報告書の提出などを求める抗議文の送付、さらには事案の公表、国の個人情報保護委員会への報告、今後の対応についての顧問弁護士への相談、対象の寄附者へのお詫びの書面の送付などを行ってきたところでございます。
なお、本件の原因はユニメディア社側のシステム環境にあるものの、行政機関としての監督責任があることを真摯に受け止め、再発防止に努めるとともに、ご寄附いただいた方に対しては今後誠実に対応して参りたいと存じます。
今回の事案により寄附者をはじめ議員各位ならびに町民の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけし、町政の信頼を損ねたことに対しまして深くお詫びを申し上げます。
今後再発防止に向けて全力を傾注して参る所存でございますので、議員各位の特段のご理解を賜りますようお願い申し上げ、行政報告といたします。
一般質問
一般質問は、7名。12件です。
| 発言 順位 | 質問議員 | 質問事項 | 答弁者 |
|---|---|---|---|
| 1 | 尾森 加奈恵 | ・小児医療体制の確保について ・景観・自然環境を守るための土地利用の考え方について | 町長 |
| 2 | ジャストミート あたる | ・余市協会病院へ続く道の除排雪の優先順位について ・第51回衆議院議員選挙と第27回最高裁判所裁判官国民審査の選挙・開票結果について ・クリーンセンターへの苦情について | 町長 選管 委員長 |
| 3 | 寺田 進 | ・余市町有害鳥獣被害防止対策支援事業について | 町長 |
| 4 | 佐藤 剛司 | ・トップアスリートを起用した「シティプロモーションと次世代育成」について | 町長 |
| 5 | 大物 翔 | ・補聴器購入助成制度の早期創設に向けた具体的な制度設計の着手について | 町長 |
| 6 | 内海冨美子 | ・余市港機能向上計画について ・余市町の漁業に対する展望について | 町長 |
| 7 | 庄 巖龍 | ・いじめ防止と保護司会連携について | 教育長 |
令和7年度補正予算(第11号)
今回の補正予算には、国の交付決定の前倒しにより、令和8年度に実施する予定の事業を、令和7年度補正予算で先に計上したものも含まれています。
【補正予算の概要】
・物価高騰対策としての支援事業の追加
・住民基本台帳ネットワークシステムの改修(戸籍の旧氏の振り仮名対応)
・除雪作業車などの保管倉庫整備の増額
・ガストロノミーツーリズム推進事業の前倒し実施
・今年度実施が難しい事業の整理による減額
・社会保障・税番号制度などのシステム整備事業の繰り越し
・寄附金を活用した積立および災害支援対応
・生活バス路線の運行支援の補正
・地域生活支援事業(福祉サービス)の利用増への対応
・農業人材支援(次世代農業支援)の拡充
・エゾシカ捕獲事業の強化
・ヒグマ対策への支援強化
・借入金(町の借金)の条件見直しに伴う調整
【歳出】 単位 千円
| 総務費・ 総務管理費 | 664,184 | ・ふるさと応援寄付金基金積立金 (642,699) ・生活バス路線運行補助金 (4,378) ・地域街路灯LED化事業補助 (1,065) (区会へ・物価高騰対策) ・水道事業会計負担金 (6,800) (物価高騰対策) ・下水道事業会計負担金 (3,600) (物価高騰対策) |
| 総務費・ 戸籍住民基本台帳費 | 1,587 | ・住民基本台帳ネットワークシステムの改修 (戸籍の旧氏の振り仮名対応) |
| 民生費 | 876 | ・地域生活支援事業(福祉サービス)の利用増への対応 |
| 衛生費 | △241,140 | ・今年度実施が難しい事業の整理による減額 (一般廃棄物最終処分場増設工事) |
| 労務費 | △5,366 | ・今年度実施が難しい事業の整理による減額 (アスベスト含有調査委託料) (旧勤労青少年ホーム解体設計委託料・不落札のため) |
| 農林水産業費・ 農業費 | 71,528 | ・農業次世代人材投資資金交付金 (3,000) ・エゾシカ捕獲事業交付金 (1,000) ・クマ対策協力活動助成金 (665) ・ガストロノミーツーリズム推進事業費 (65,859) (交付の前倒し) |
| 農林水産業費・ 水産業費 | 253 | ・水産物供給基盤機能保全事業負担金 |
| 土木費・ 道路・橋りょう維持費 | 84,211 | ・万歳橋補修工事 (△26,447) 工事見送り ・除雪作業車等保管倉庫建設工事 (110,658) |
| 土木費 | △300 | ・円山団地屋根・外壁改修工事設計委託料 |
| 公債費 | △5,023 | 長期債償還利子 |

令和8年度 予算
令和8年度 余市町一般会計予算の概要
◎予算編成の基本方針
○ 公共施設のあり方を踏まえた人口減少化での最適な施設等の再編に係る取り組みを推進
○ 新たな財源の模索や収入増を図るとともに、予算の効率的かつ効果的な運用を図る
○ 所期の目的を達成した事業の廃止を含め、事務事業の必要性や経費の削減等、見直しを徹底
○ 政策的効果や行政サービス向上のための予算の重点化を図るワイズスペンディングの実行
令和8年度余市町一般会計当初予算 11,200,000千円
(前年比 400,000千円、3.7%増)
●主な新規・拡充・継続事業 (単位:千円)
<子育て・教育> 158,666
出産・子育て支援事業 30,484 継続
内訳(産後ケア事業) 1,289 継続
(不妊治療助成事業) 1,200 継続
(胎児精密超音波検査助成事業) 3,800 継続
(和痛(無痛)分娩支援事業) 700 継続
(子育て応援助成金(出産祝金)事業) 22,100 拡充
(5歳児健診事業) 300 新規
(こども家庭センター運営事業) 671 新規
(乳幼児等通園支援「こども誰でも通園」事業) 424 新規
保育料無償化事業(副食費を除く保育料を無償化) 継続
認可外保育施設等利用助成事業 3,273 継続
こども医療費助成事業(医療費無償化) 29,034 継続
学校給食費無償化事業 82,665 継続
部活動地域展開推進事業 13,210 継続
<保健・健康・介護> 8,895
介護予防・自立支援事業(健足教室事業) 755 継続
介護職員等人材確保・定着支援助成金 550 継続
がん精密検診事業 3,000 継続
高齢者個別健康指導訪問事業委託料 4,590 新規
<移住・定住> 17,000
若年者定住促進奨学金返還支援事業 5,000 継続
住宅取得等支援事業 12,000 継続
<産業振興> 808,926
ふるさと納税取扱業務委託料 743,067 継続
ガストロノミーツーリズム推進事業 65,859 継続
※国の財源の都合上、令和7年度補正予算により繰越明許費を設定して予算化し、予算を繰り越して8年度に事業実施
<生活環境・インフラ整備> 770,400
町営斎場建替事業(基本・実施設計) 64,995 継続
一般廃棄物最終処分場施設整備事業(増設工事) 468,140 継続
町道整備事業 52,264 拡充
各団地環境整備事業(共栄団地屋根改修・黒川団地外壁改修外) 111,750 継続
中央公民館施設改修整備事業(屋上防水・変圧器更新) 53,251 新規
図書館照明更新事業(LED化) 20,000 新規
<人材活用> 40,100
地域おこし協力隊活用事業 40,100 継続
代表質問
新年度予算に対して、各会派による代表質問が行われました。
発言の順番は、人数の多い会派から行われます。
私たちの会派「よいち未来」からは、今回、川内谷幸恵議員が質問に立ちました。
| 質問順位 | 会派名 | 質問議員 |
|---|---|---|
| 1 | 明政会 | 内海 冨美子 |
| 2 | よいち未来 | 川内谷 幸恵 |
| 3 | 公明党 | 寺田 進 |
「よいち未来」の代表質問(要旨)
代表質問の全文は長いので、要旨を掲載します。
(それでもボリュームがありますが…)
「よいち未来」代表質問 質問者 川内谷 幸恵
はじめに
令和8年度の町政執行方針、教育行政執行方針、予算大綱を踏まえ、物価高騰、人口減少、少子高齢化、気候変動などの課題に対応しながら、町民生活の安定と地域の持続的な発展をどのように進めていくのかを伺うものです。
【町政に関する主な質問要旨】
行財政運営
多様化する住民ニーズや社会情勢を踏まえ、効率的で持続可能な行財政運営をどのように進めるのかを伺います。
あわせて、デジタル化の推進、職員の健康管理、研修機会の確保、働きやすい職場環境づくりについて見解を伺います。
交通対策
高齢化の進行や外国人観光客の増加を踏まえ、交通渋滞や駐車場問題への対応、またJR函館本線の見直しを見据えた地域公共交通のあり方について伺います。
デマンド交通の実証運行を踏まえ、持続可能な公共交通ネットワークの構築を求めます。
再生可能エネルギーの利用促進
古平・余市ウィンドファーム計画について、町がどのような立場を取るのかを伺います。
再生可能エネルギーの活用を進める一方で、大規模施設による景観への影響や住民不安にも配慮し、情報提供や意見反映をどのように進めるのかを伺います。
また、自然エネルギーを活用した電力の地産地消について、町の具体的な計画と方針を伺います。
防災対策
自然災害の頻発を踏まえ、防災・減災対策の強化と地域防災力向上の進捗を伺います。
また、原子力防災について、避難体制や情報伝達手段の実効性、泊原発再稼働を見据えた具体的な防災対策について見解を伺います。
医療体制
高齢化に伴い増加する医療ニーズに対応するため、効率的で包括的な医療提供体制の整備や疾病予防の充実についての見解を伺います。
予防接種については、安全性に配慮した正確でわかりやすい情報提供について見解を伺います。
介護・高齢者福祉
介護が必要な方が住み慣れた地域で安心して暮らし続けられるよう、在宅・施設・通所を含めた介護体制の充実について伺います。
また、介護人材の不足を踏まえ、人材育成や働く環境の整備についても見解を伺います。
病児保育
共働き世帯の増加を踏まえ、病児保育の必要性が高まる中で、調査研究の進捗と今後の方向性について伺います。
妊娠・出産・子育て支援
第三子出産100万円支給の施策を盛り込んだ経緯を確認するとともに、保育料・給食費無償化に続く、さらに先を見据えた子育て支援策の検討状況について伺うものです。
公共資産の有効活用
施設や未利用地を有効に活用し、とくに子どもたちの遊び場づくりに生かしていく考えがあるかを伺います。
町営斎場
新たな建設候補地の選定後の進捗状況、2029年度供用開始に向けたスケジュールと管理体制について伺います。
労働問題
雇用の創出・拡大、人材確保、人手不足対策について伺います。
あわせて、物価高騰の中で実質賃金が伸び悩む状況を踏まえ、賃上げにつながる支援策や事業者支援のあり方について見解を伺います。
農林水産業対策
農業・水産業における高齢化、後継者不足、担い手不足への対策強化について伺います。
新規就農・就漁支援、藻場再生や養殖などの可能性、資材高騰対策、ぶどうの病気への対応、有害鳥獣対策、ハンター確保、ジビエ活用、ヒグマ対策などについて幅広く伺います。
食育の推進
地元食材を生かした食育の推進、学校や保育での地産地消の拡大、高齢者世帯や単身世帯への食支援、食を通じた地域コミュニティ活性化について伺います。
6次産業
ガストロノミーツーリズム推進事業について、これまでの成果と令和8年度の強化内容について伺うものです。
また、この取り組みが一次産業従事者にどの程度還元されているのかについても伺います。
商工観光対策
物価高騰の影響を受ける町内事業者への支援、地域経済の活性化策、新規起業者支援について伺うものです。
道の駅再編整備事業
新たな道の駅整備の今後の進め方とスケジュール、住民への情報公開、町民意見の反映、既存道の駅の活用方針について伺うものです。
冬季除雪と道路整備
除排雪体制の充実、安全確保、高齢化に伴う要望増への対応、除雪従事者の確保と健康管理、不測の事態への対応力について伺うものです。
上下水道
老朽化した上下水道管の更新について、耐震化や浸水対策を含めた計画的な整備の考え方について伺うものです。
まちづくり
町民の声を反映する仕組みづくりと、行政と町民が協働するまちづくり体制の整備について伺うものです。
町民参加を広げる具体的な施策についても伺います。
【教育行政に関する主な質問要旨】
安心して学び続けられる環境整備
不登校や特別な支援を必要とする児童生徒が増える中で、すべての子どもが安心して学べる環境をどのように整えるのかを伺います。
情報モラル教育
SNSやインターネットが身近な時代において、情報モラル教育や情報リテラシー教育をどのような方針で進めているのか、また家庭や地域と連携したトラブル防止策について伺います。
学区適正規模・適正配置基本計画
学校再編整備の検討状況、今後のスケジュール、学校統廃合が地域に与える影響や学校跡地活用について伺います。
外国語教育
ALTの継続的配置などを通じて、実際に使える英語力や異文化理解を育む環境づくりについて見解を伺います。
特別支援教育
多様な特性を持つ子どもへの支援体制、学習支援員の充実など、きめ細かな教育環境整備について伺います。
給食
地場産品の活用を進め、地域理解につながる給食づくりについて伺うとともに、給食費無償化の実施後に見えてきた課題や今後の取り組みについて伺います。
不登校への対応
不登校児童生徒や保護者への支援、関係機関の連携による支援体制の強化について伺います。
虐待・いじめ対策
虐待やいじめの防止、早期発見、早期対応の取り組み状況と課題、今後の対策について伺います。
学校施設の安全管理・防災・冷房設備
施設整備や防災機能の強化、冷房設備の充実について伺います。
教育・体験格差の解消
教育機会の格差是正や保護者負担の軽減、部活動の地域移行について伺います。
通学路の安全確保
通学路の安全対策や冬期間の対応について伺います。
アクティブ・ラーニング
取り組み状況と今後の充実策について伺います。
北海道余市紅志高等学校との連携
高校との連携強化や地域での教育体制について伺います。
学校現場の働き方改革
取り組みの進捗と課題について伺います。
生涯学習
学習環境の整備と施設の老朽化対策について伺います。
旧シリパ山スキー場の活用
スキー場の復活と活用の可能性について伺います。
成人教育・高齢者教育
学習機会の充実について伺います。
スポーツ活動の振興
健康づくりや施設整備について伺います。
地域文化の継承とふるさと教育
地域文化を学ぶ取り組みについて伺います。
SDGsを柱とした環境教育
環境教育の推進について伺います。

広報広聴特別委員会設置
広報公聴特別委員会を設置しました。
委員長に私、土屋。
副委員長に佐藤議員。
これから、議会の広報と公聴に関する取り組みを進めていきます。
私としては、「特別委員会ではなく、常任委員会(常設)としたかった」
という思いもありました。
ただ、今回は
「改選後に常任委員会とすることを目指し、この任期で形を整えていく」
という考え方でのスタートです。
余市町議会では、議員の常任委員会の所属は1人につき1つとなっています。
そのため、改選後にここも整理が必要です。
まずはこの任期の中で、広報公聴の取り組みをしっかり形にしていきたいと思います。
広報広聴特別委員会設置に関する決議
1.本議会に7人の委員をもって構成する広報広聴特別委員会を設置する。
2.本委員会の所管事項は、次のとおりとする。
① 議会だよりの編集・発行に関すること
② 議会ホームページの運営に関すること
③ 議会報告会及び議会懇談会の企画及び運営等に関すること
④ その他議会の広報及び広聴に関する調査・研究に関すること
3.本委員会は、各常任委員会の所管に関係する事務について連絡調整を行う。
4.本委員会は、閉会中も調査を行うことができるとし、議会において調査終了を議決するまで継続存置するものとする。
要望意見書
大規模な再生可能エネルギー発電事業の適正導入と、許認可手続において地域意見を反映することを求める要望意見書
今回の意見書は私が書きました。
全会一致により可決され、議会の総意として国へ届けられることになりました。

内容を要約すると…
再生可能エネルギーは大切ですが、進め方を間違えると、森林や川、生きもの、景色、住民の暮らしに長く大きな影響が出るおそれがあります。
そのため、地域の自然や生活を守りながら進める仕組みが必要であり、自治体や住民の意見がきちんと反映される制度を国が整えるべきです。
要望しているのは…
- 発電施設を建てる場所のルールを厳しくすること。
- 自治体や住民の意見を計画にしっかり反映させること。
- 事業が終わった後の撤去費用まで確実に備えること。
- そして自然や災害への影響をきちんと調べる基準を全国で整えること。
の4点です。

近年、カーボンニュートラルの実現に向け、太陽光発電や風力発電をはじめとする再生可能エネルギーの導入が各地で進んでいます。再生可能エネルギーの導入は我が国のエネルギー安全保障の向上や脱炭素社会の実現に資する重要な取組であり今後も着実な推進が求められます。
しかしながら、大規模な再生可能エネルギー発電事業の計画・建設・運用の在り方によっては、森林伐採や造成に伴う土砂流出・濁水等の懸念、河川・水源及び生態系への影響、低周波音、騒音、景観の変化など、地域の生活環境及び自然環境に広範かつ長期にわたって影響を及ぼすことが懸念されるため、地域における不安が顕在化しています。
導入拡大を確かな成果につなげるためには、「地域との共生」を大前提として、環境への配慮と地域との合意形成が全国で統一された水準で担保される制度・運用を確立し、地域の暮らしと自然環境に配慮した適正な事業形成が図られることが不可欠です。とりわけ、許認可等の手続において立地自治体の意見が十分に反映され、計画の回避・縮小・条件付け等が行われる仕組みづくりは、地域との共生を担保する上で重要な柱となります。
よって、国においては、再生可能エネルギーの導入促進と地域との共生を両立させるため、早急に以下の措置を講じるよう強く要望いたします。
記
1. 自然環境、景観、防災及び住民の生活環境に配慮した適正立地を確保するため、立地の回避・制限を含む実効性のある法整備を行うこと。
2.許認可等の手続において、立地自治体の意見が形式的な扱いにとどまることなく、計画の回避・縮小・条件付け等が行われる仕組みづくりを進めるとともに、事業の実施に当たっては、計画段階から地域住民への十分な情報提供及び説明を行い、地域における合意形成を踏まえて事業に着手することを基本とする制度を構築すること。
3.事業終了時または事業者の経営破綻等の場合でも、発電施設が放置されることなく撤去及び処分が適正かつ確実に行われるよう、費用確保を含む担保措置を制度化すること。
4.森林・河川・生態系及び災害リスク等に関する調査・監視の実効性を高め、累積影響を含む評価が全国で統一された水準で行われるよう、基準・手引等を充実させること。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和8年3月18日
北海道余市郡余市町議会議長 藤 野 博 三
【提出先】内閣総理大臣、衆議院議長、参議院議長、総務大臣、農林水産大臣、
経済産業大臣、国土交通大臣、環境大臣
懲罰特別委員会
余市町議会において懲罰特別委員会が設置され、委員長に私が、副委員長に茅根議員が就任しました。
大変重い事項であることを受け止め、議会のルールと手続にのっとり、公正かつ慎重に務めてまいります。

