認可外保育施設をご利用の方は、7月分からの保育料が無償化の対象となります。
必ず領収書を、取っておいて下さい。
余市町の保育料無償化について
余市町では、令和6年4月1日から町独自の施策として、保育所(園)を利用している3歳未満児の保育料が無償化となりました。
これにより、子育て世帯の保育料の経済的負担が大幅に軽減されます。
また、国の制度により、令和元年10月から3歳以上児の保育料も無償化されています。
注意点として、3歳以上児については、副食費(おかずやおやつ)の費用がかかる点にご注意ください。
さらに、これまで無償化の対象外だった「認可外保育施設」についても、令和6年7月1日から、余市町の施策により助成対象となりました。
この助成は償還払いの形式で行われます。
つまり、一度自己負担で支払った後、後から払い戻しを受ける仕組みです。
【領収書を必ず、取っておいてください!】
6月定例会の「補正予算第2号」で、すでに可決されていますが、町のホームページなどで、まだ、お知らせが無いようなので、まとめてみます。
認可保育所(園)の利用手続き
認可保育所(園)は、国や自治体によって認可された保育施設です。
利用するためには、以下の手順を踏む必要があります。
- 利用希望申請
- 役場に申請書を提出します。
必要な書類には、支給認定申請書や保育の必要性を確認する書類(就労証明書など)が含まれます。
- 役場に申請書を提出します。
- 役場による審査
- 提出された書類をもとに、役場が利用調整点数を算定し、審査を行います。
- 利用決定通知
- 利用可能な保育所(園)が決定されると、利用決定通知書が送付されます。
- 保育所(園)との契約・面談
- 決定した保育所(園)と契約を結び、面談を行います。ここで、必要な物品なども確認します。
- 利用開始
- 利用開始日に保育所(園)の利用がスタートします。
認可外保育施設についてと利用手続き
認可外保育施設とは?
認可外保育施設とは、国や自治体の認可を受けていない保育施設のことです。
以下のような施設が含まれます。
- ベビーホテル
- 一時的に子どもを預かる施設で、ホテルのようなサービスを提供します。
- 企業主導型保育施設
- 企業が従業員のために設置する保育施設ですが、地域住民の利用も可能な場合があります。
- 認証保育所(東京都など特定の自治体のみ)
- 認可基準を満たしていないが、一定の基準をクリアした施設。主に都市部にあります。
- 家庭的保育(保育ママ)
- 保育士資格を持つ個人が自宅で子どもを預かる形態の保育です。
- その他の無認可保育施設
- 独自の基準で運営される施設で、自治体の認可は受けていませんが、柔軟な保育サービスを提供します。
認可外保育施設は、国や自治体の認可を受けていない保育施設です。
保護者の多様な働き方や、保育所の待機児童の受け皿にもなってくれます。
町内の認可外保育施設は、企業主導型の「協会病院内」と、「ゆきんこ」さんの2カ所です。
利用人数は、40名ほどです。
認可外保育施設等については、住民税非課税世帯以外は全てが自己負担となっていることから、町単独事業として、7月1日より、利用料および副食費の助成を行なう事としました。
また、認可外保育施設については、利用料助成の上限額が設定されています。
- 利用料助成上限額 42,000円(月額)
- 副食費助成上限額 4,800円(月額)
利用手続きは以下のようになります。
- 利用希望申請
- 認可外保育施設に直接申込みを行います。
必要書類には、入所申請書や保育の必要性を確認する書類が含まれます。
- 認可外保育施設に直接申込みを行います。
- 保育所による審査・面談
- 保育所が書類を確認し、面談を行います。
利用条件の確認もこの段階で行います。
- 保育所が書類を確認し、面談を行います。
- 利用決定・契約
- 利用が決定すると、保育所と契約を結びます。
- 利用開始
- 利用開始日に保育がスタートします。
- 助成金申請
- 認可外保育施設の利用料助成を受けるためには、役場に助成金申請書を提出します。
領収書などの支払い証明書類を準備しましょう。
- 認可外保育施設の利用料助成を受けるためには、役場に助成金申請書を提出します。
- 役場による審査・助成金支給
- 役場が書類を審査し、助成金が支給されます。
認可外保育施設の利用料助成(償還払い)について
認可外保育施設を利用する住民税課税世帯に対して、余市町では利用料と副食費の助成を行ないます。
この助成は償還払いという形式で行われます。
償還払いについての詳細と注意点を以下にまとめます。
償還払いの流れ
- 費用の支払い
- まず、利用料と副食費を自己負担で支払います。
支払い後には、領収書を必ず受け取り、保管しておきましょう。
- まず、利用料と副食費を自己負担で支払います。
- 申請書類の準備
- 助成金を申請するための書類を準備します。
必要書類には、領収書のほか、保育施設からの請求書や利用明細書、助成金申請書などが含まれます。
- 助成金を申請するための書類を準備します。
- 申請の提出
- 準備した書類を役場の子育て推進グループに提出します。
- 役場による審査
- 提出された書類の審査が行われます。
審査が完了すると、助成金の支給が決定されます。
- 提出された書類の審査が行われます。
- 助成金の受け取り
- 指定された銀行口座に助成金が振り込まれます。
通常は1〜2ヶ月程度の期間がかかります。
- 指定された銀行口座に助成金が振り込まれます。
償還払いの注意点
- 領収書の保管
- 助成金を受け取るために、支払い証明書類(領収書、請求書など)を必ず保管してください。
- 申請期限
- 助成金申請には期限があります。
支払い後、速やかに申請手続きを行いましょう。
- 助成金申請には期限があります。
- 書類の不備
- 申請書類に不備があると、審査が遅れたり、助成金が受け取れなかったりすることがあります。
正確に記入し、必要な書類をすべて揃えましょう。
- 申請書類に不備があると、審査が遅れたり、助成金が受け取れなかったりすることがあります。
- 対象期間の確認
- 助成の対象となる費用の期間を確認しましょう。
対象外の期間の費用は助成の対象になりません。
- 助成の対象となる費用の期間を確認しましょう。
- 連絡先の確認
- 申請書類には正確な連絡先を記入し、役場からの連絡に対応できるようにしておきましょう。
まとめ
認可保育所(園)と認可外保育施設の利用手続きは、それぞれ手順が異なります。
7月1日からスタートした、認可外保育施設の利用料助成制度は、子育て世帯の経済的な負担を軽減できますが、準備が遅れているようです。
役場から案内があったら、すぐに手続きできるように、準備をしてお待ちください。
特に償還払いの手続きについては、領収書の保管や申請期限の確認を忘れずに行いましょう。
詳しい手続きについては、余市町子育て推進グループまでお問い合わせください。