立憲4区「国政・道政懇話会」 

立憲民主党

8月25日(金) 立憲民主党道4区総支部による「国政・道政懇話会」が開かれ、管内20市町村の首長と
後志振興局長をはじめとする各担当部長・室長などとの意見交換が行われ、参加してきました。

今回の論点の柱

  • 人口減少・地域活性化について
    1 子ども政策の在り方について
    2 高校配置について
    3 地域経済活性化について
    4 人手不足について
  • 地域公共交通の在り方について
    1 函館本線廃止、バス転換について
    2 バス路線について
  • 第一次産業対策について
    1 価格高騰対策について
    2 担い手確保について
    3 鳥獣害対策について
    4 鳥インフル、ALPS水放出について
  • 後志観光振興対策について
    1 北海道新幹線開業について
    2 インバウンド対応について
    3 アドベンチャートラベルについて

余市町からは4点…     ( 要約 抜粋 ) 渡邊副町長  

並行在来線の問題に関わる事項について

昨年3月、北海道新幹線並行在来線対策協議会後志ブロック協議会においてJR函館本線の長万部ー小樽間のバス転換の方針が確認されている。
このバス転換において新幹線新駅を抱える自治体からは前倒しの要望も出ているが、本町としては新幹線開業まではJRによる鉄道運行を基本として準備を進めていることを、まずは申し上げる。
今年度の取り組みとしてバス転換後はJR余市駅が周辺地域を結ぶ交通結節点となることを踏まえ、バスターミナル機能について検討するため調査事業を実施し、JR余市駅周辺の交通結節点機能の基本構想の策定に着手をする。
この検討に際して並行在来線対策協議会、地域公共交通活性化協議会を通じて皆さまからのご助言・ご支援を賜りたい。
今後の設計や整備の段階においては多額の自治体負担が想定される。
国交相において関連の制度設計が進められているが、前例のない輸送密度の区間をバス転換するという特殊性を踏まえ、後志地域の住民の交通利便性確保のため、一層の支援についてお願いする。

道の駅再編整備について

本町では民間提案制度を活用し、新しい道の駅の整備事業を実施しており、現在特定事業者と協議を行なっている。
すでに道と駐車場や道路情報ターミナル、子育て応援施設などの点で相談させて頂いている。
この道の駅は高速道路インターに近接しており、高速道路を利用した地域間移動の拠点となることから、高速道路インターへのアクセス道路、市街地並びに既存道路、国道への接続道路を含めた都市計画の見直しも行なっている。
地域の特に重大な関心事項でもあるので、今後についてもご支援いただきたい。

紅志高校の間口確保について

余市紅志高等学校は北後志唯一の公立高校であるが、令和5年度における入学者が29名という、41人の2間口に届かない残念な結果となり、地域としても強い危機感を持っている。
入学者数の確保については北後志5か町村長の皆さまからもご意見・ご提言を頂いている。
高校は地域で活躍できる人材を育成するなど、地域の活力に大きな影響を与える存在であることから、2間口の確保について、お力添えを頂きたい。

地域部活動の財政支援について

国から、生徒にとって望ましいスポーツ・文化活動の環境と学校の働き方改革の両立を実現するため、令和5年度から休日の部活動を段階的に地域移行する方向性が示されている。
現在準備を進めているが、制度の導入によって生じる新たな経費について財政支援を頂いているが、持続した指導環境の維持に向けた継続的な財政支援をお願いしたい。

全ての市町村からの内容を載せるにはボリュームがありすぎるので、余市町だけ要約しました。