新年のご挨拶:2025年、巳年(みどし)、乙巳(きのとみ)の年を迎えて

地域の話題

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2025年の幕開けを迎え、皆さまには日頃からご支援とご協力を賜り、心より感謝申し上げます。

本年も皆さまとのつながりを大切にしながら、地域の発展と暮らしやすい社会の実現に向けて活動してまいります。

引き続き、ご指導とご協力をよろしくお願い申し上げます。

巳年(みどし)とは?

2025年は「巳年(みどし)」、さらに干支では「乙巳(きのとみ)」の年にあたります。

巳年の象徴する意味と逸話

1.蛇と弁財天のつながり

巳年、蛇と弁財天には深いつながりがあります。
白蛇は特に神聖視され、弁財天の使いとされています。

弁財天は「財運」「知恵」「音楽」「豊穣」を司る女神であり、巳年にはこうしたポジティブなエネルギーが高まると考えられています。

滋賀県の**竹生島(ちくぶじま)**にある宝厳寺(ほうごんじ)は、白蛇を祀る弁財天の有名な聖地です。

この地では、白蛇を見ると幸運が訪れるとされており、多くの参拝者が訪れるそうです。

2.蛇と脱皮の哲学

蛇が脱皮を繰り返し成長する姿は、「古い自分を脱ぎ捨て、新しい自分へと生まれ変わる」という意味を持っています。

2025年は、過去の経験を糧にしながら、未来に向けて新しい一歩を踏み出す年かもしれません。

巳年には次のようなメッセージが込められています。

「不要なものを手放し、新しい可能性を掴む勇気を持つ。」

3.日本神話における蛇

巳年は、日本神話とも深い関連があります。

有名な例として、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治した物語があります。

この話は、「混乱と困難を克服して新しい秩序と平和を築く」というテーマを持ち、巳年の象徴と重なります。

4.風水における蛇の意味

風水では、蛇は「知恵」「繁栄」「保護」を象徴します。

特に白蛇は、財運や家族運を高めるシンボルとして知られています。

巳年、白蛇の置物や絵を家に飾ることで、運気が上がると言われています。

巳年から得られる教訓

巳年には次のようなヒントや教えが込められています。

  • 新しい始まりと成長
    蛇の脱皮のように、過去を手放し、未来への新たな挑戦をするチャンスの年です。
  • 財運と繁栄
    弁財天の力を象徴する巳年は、豊かさを引き寄せるタイミングとも言えます。
  • 冷静さと粘り強さ
    蛇の忍。「目標を達成するために忍耐強く待つ力」を象徴しており、焦らずに一歩ずつ物事を進めることが成功につながると考えられます。
  • 柔軟な考え方
    蛇のしなやかな動きを模倣し、変化に対応する柔軟性を持つことで、未来への可能性が広がります。

「乙巳(きのとみ)」の組み合わせ

今年の干支である「乙巳」の組み合わせでは、“物事が芽吹き、成熟し、次のステップに進む年”だとも言われています。

実り多き年となりますように!

2025年が皆さまにとって実り多き年となりますよう、心から願っています。

柔らかな日差しに包まれたこの新しい年を、希望とともに迎えられることに感謝しつつ、引き続き地域の発展に力を尽くしてまいります。

どうぞ本年もお気軽に、ご意見やご相談をお寄せください。
本年もよろしくお願いいたします!