講演会のお知らせです。
「子どもたちに核のゴミのない寿都町を!町民の会」より、ご案内です。
お時間のある方は、ぜひ、足を運んでください。


改めてですが・・・
「子どもたちに核のゴミのない寿都町を!町民の会」のこれまで。
2020年8月13日、寿都町の「核のごみ最終処分地選定に向けた文献調査への応募」との記事が北海道新聞に掲載されました。
町民にも、何ら知らされない中での突然のことに、寿都町民のみならず、道内外各所に激震が走りました。
その1週間後、寿都水産加工業協同組合青年部の有志で「寿都に核のゴミはいらない町民の会」を発足。
文献調査反対の署名運動を開始。
・・私はこの時、町内から声が上がってくれたことに、胸を撫で下ろす思いでいました。・・
当初は、町民の反対で立ち止まらせることができるのでは? との思いもありましたが、町は強行に文献調査への路線を進めて行きます。
- 小樽地区漁業協同組合会長が、9漁協を代表して抗議文を提出。
- 黒松内町、蘭越町、島牧村の首長が、応募を再考するよう申し入れ。
- 八雲町、長万部町、今金町、せたな町の首長が、寿都町を訪れ、要望書を提出。
- 北海道知事が道条例の遵守を要請。
しかし、寿都町は止まりません。
片岡町長は「町民に伺いを立てたら、かえって面倒になる。」と発言。
NHKが報道しました。
2020年9月、「寿都に核のゴミはいらない町民の会」は「子どもたちに核のゴミのない寿都町を!町民の会」に改称。
これまで、署名活動、声明文の発表、公開質問状提出、議会の議事録の情報公開請求、住民投票条例の制定を求める署名活動、「寿都町に放射性物質を持ち込ませない条例」の制定を求める要望書、各種講演会の開催、勉強会などなど、出来ると思うことは全て取り組んできています。
この間、メンバーは悩み、迷い、進んできたのだと思います。
なにせ、やったことのないことばかりです。
不幸なのは、町の政策が町民を二分してしまったこと。
元々、争うことのなかった町民同士がぶつかってしまう。
寿都町内は、声をひそめるように、誰も意見を言わなくなって行ったそうです。
共同代表の三木さんは、何度も「自分のしていることは、間違っているのではないか」と落ち込んだと言っていました。
「黙っていた方が良かったのか?」
「子どもたちは学校で大丈夫か?」
そんな時に励ましてくれたのは、娘さんだったそうです。
「後ろ向きになったらダメ! 前向きでいこう!」
ここまで、何度も心が折れそうになったのだろうと、思ってます。
寿都の町民の会は、手弁当で集まり、お金も出し合って色々な取り組みをしています。
ただ、この問題は、寿都町だけで済む問題ではないのです。
そして何か行動を起こすのも、お金がかかるのも事実です。
三木さんは、どこへ行くのにも、会から「募金箱」を持たされるのだそうです。
私も「子どもたちに核のゴミのない寿都町を!町民の会」に側面から寄り添って行こうと思ってます。
どうか、皆様も、ご支援をお願いします。