11月18日(月)、区会と保健推進委員会の合同で健康学習会を開きました。
…私は区会の保健推進委員として、健康学習会の企画をさせて頂きました。(^ ^)
この日は、大浜中東区会の健康データをもとに地域特有の課題について考えたり、体を動かして楽しめる「モルック」を体験したりと、健康をテーマに充実した時間を過ごしました。
地域の健康データから見えてきた課題
最初に、町の保健師さんから地域特有の課題についての健康講話がありました。
大浜中東区会の健康データをもとに、この地域ならではの健康状況や改善すべきポイントについてわかりやすく説明していただきました。
大浜中東区会の特徴
この地域では75歳以上の高齢者が多く、死因として「心臓病」の割合が他の地区や全国平均と比べて高いことが分かっています。
また、特定健診の質問紙の回答から、「睡眠不足」を訴える方が多いことも明らかになりました。
睡眠の質が低下すると、心筋梗塞などの心血管疾患や、うつ病などの精神疾患のリスクが高まることが知られています。
そのため、今回は「睡眠休養感」を高める工夫についても学びました。
睡眠休養感を高めるためのチェックリスト
まずは、ご自身の睡眠状況を振り返ってみましょう。
以下の項目で気になるものはありませんか?
- □ 睡眠時間が足りていない
- □ 日中の運動量が少ない
- □ 食事の時間が不規則
- □ 朝起きたとき、しっかり休めた感じがしない
- □ 昼間に強い眠気を感じる
- □ カフェインをたくさん摂っている
- □ 部屋の環境が快適でない
- □ 寝る前にスマホやタブレットを見ている
「睡眠休養感」を高めるためのポイント
- 寝室環境を整える
快適な温度や湿度、静かな空間を作ることが大切です。 - 食生活を見直す
食事の時間を整え、寝る前のカフェインは控えめに。 - 運動を生活に取り入れる
日中に体を適度に動かすと、夜の睡眠の質が良くなります。
家庭でできるストレッチとモルック体験
ストレッチで体をリラックス
学習会では、家庭でもできる簡単なストレッチをみんなで実践しました。
肩や腰をゆっくり動かして体をほぐし、血流を促すことでリラックス効果が得られます。
このちょっとした運動が、実は睡眠の質を上げるのにも効果的です。
モルックで楽しむ健康づくり
その後、フィンランド発祥のスポーツ「モルック」を体験しました。
木製の棒を投げてピンを倒すシンプルなゲームですが、得点を競う戦略性があり、大人も子どもも夢中になれる楽しいスポーツです。
モルックの遊び方
- スタート時のピン配置: ピン(1~12番)は三角形に並べ、スティックを3~4メートル離れたところから投げます。
- 得点ルール: 倒したピンの本数が得点。ただし、1本だけ倒した場合は、そのピンに書かれている数字がそのまま得点になります。
- 勝利条件: ちょうど50点を取った人が勝者。50点を超えると得点が25点にリセットされるため、慎重な得点調整が必要です。
モルックの魅力は、シンプルでわかりやすいルールと、ピンの位置や得点計算を考えながら進める戦略性です。
初心者でもすぐに楽しめるのが嬉しいポイントです。
NPO法人「よいスポ」さんのサポート
今回のモルック体験では、「NPO法人・よいスポ」の今川充クラブマネージャーにレクチャーをいただきました。
よいスポは、地域のスポーツ活動や文化活動を通じて「健やかで笑顔あふれるまちづくり」を目指しています。
スポーツを通じて地域のつながりを育み、豊かな暮らしをサポートされている素敵な団体です。
NP0法人 **よいスポ**
地域のスポーツ活動、文化活動を通じて、「誰もが健やかで笑顔あふれる豊かなまちづくり」をコンセプトに活動をされているNP0法人。
子どもたちがまちを愛し、まちに親しみ、皆で子どもたちを育てるまちづくりを目指し、豊かな人間関係のある、いつまでも住みたいまちづくりに貢献するとともにスポーツの振興及び普及に寄与することを目的に活動。
おわりに
今回の健康学習会では、睡眠改善に役立つ知識を深め、モルックで体を動かす楽しさを実感することができました。
ご参加下さいました皆さま、お手伝い頂いた皆さま、ありがとうございました。